专利摘要:
回路デバイスは、リセット制御信号を受信する第1の入力及びラッチの出力に接続された第2の入力を含む。前記回路デバイスはまた、前記リセット制御信号の受信に応答して前記出力の状態に基づいて前記ラッチを条件付きでリセットするように構成されたロジック回路を含む。
公开号:JP2011509644A
申请号:JP2010542358
申请日:2009-01-09
公开日:2011-03-24
发明作者:ジョン、チェン;チェン、ジチン;ラオ、ハリ・エム.
申请人:クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated;
IPC主号:H03K3-037
专利说明:

[0001] 本開示は、一般にラッチ回路デバイスの条件付き制御のシステム及び方法に関係する。]
背景技術

[0002] 一般に、例えば同期及び非同期ラッチ並びにフリップフロップ・タイプの論理ストレージ・エレメントのようなシーケンシャルな回路エレメントは、回路デバイスの基本的な構成ブロック(building blocks)を表す。ラッチは、0又は1を表現する値を記憶可能な双安定デバイスを作るために交差結合された(cross-coupled)一対のインバータを含む場合がある。例えばインバータ、NANDゲート及びORゲートのような他の論理ゲートをラッチに接続させることによって、より複雑なロジック回路が作成されることができる。]
[0003] そのようなストレージ・エレメントは、回路内のいろいろな場所において単独で又はストレージ・エレメントのアレイで使用されることができる。例えば、そのようなストレージ・エレメントは、データ・ビット(例えば、インタフェース又はプロセッサ内の実行ステージの入力若しくは出力で受信されるデータ・ビット)を一時的に記憶する回路において使用されることができる。後続するプロセスが実行する前に、後続するオペレーションに先立ってストレージ・エレメントを既知の状態にリセットすることがしばしば望まれる。プロセッサの実行ユニットの出力におけるストレージ・エレメントについては、あらゆる実行サイクルの前に各々のストレージ・エレメントをリセットすることが望ましい場合がある。そのようなリセット・オペレーションは、ストレージ・エレメントのリセット入力における論理“高(high)”の電圧レベルをアサートすることを含む場合がある。]
[0004] あいにく、論理“高”の電圧レベル(すなわち、リセット信号)をアサートすることは、望ましくない電力損をもたらす。それは、ワイヤ・トレース及びスイッチング・トランジスタによる寄生容量に起因する場合がある。それゆえに、改良されたラッチ・リセット回路の必要性が存在する。]
[0005] 特定の実施態様において、リセット制御信号を受信する第1の入力と、ラッチの出力に応答する第2の入力とを含む回路デバイスが、開示される。前記回路デバイスは、前記第1の入力における前記リセット制御信号の受信に応答して、前記第2の入力に基づいて、前記ラッチを条件付きでリセットするように構成されたロジック回路を更に含む。]
[0006] 他の特定の実施態様において、複数のラッチのためのリセット・オペレーションを指示するリセット信号を受信することと、前記複数のラッチの各々に関連する状態値を検出することを含む方法が、開示される。前記方法はまた、前記リセット信号に応答して、前記検出された状態値に基づいて、前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットすることを含む。]
[0007] 更に他の特定の実施態様において、データを記憶するように構成された複数のラッチ回路を含む回路デバイスが、開示される。該複数のラッチ回路の各々は、ラッチ出力を含む。前記回路デバイスは、複数のフィードバック経路を更に含む。前記複数のフィードバック経路の各々は、前記複数のラッチ回路のそれぞれの一つに関連するそれぞれのラッチ出力に接続される。回路デバイスはまた、前記複数のフィードバック経路の各々に応答するロジック回路を含む。該ロジック回路は、前記複数のフィードバック経路により提供される値に応答する前記複数のラッチ回路の一つ又は複数を選択的にリセットするように構成される。]
[0008] 更に他の特定の実施態様において、デジタル・シグナル・プロセッサと、前記デジタル・シグナル・プロセッサに接続され且つ複数のラッチ回路デバイスを含む揮発性メモリとを含む通信デバイスが、開示される。前記通信デバイスは、前記揮発性メモリに接続され且つ前記ラッチ回路デバイスのすべてでなく一部を選択的にリセットするために前記複数のラッチ回路デバイスからのフィードバックに応答するリセット・ロジック回路を更に含む。]
[0009] ラッチをそれらのそれぞれの出力状態値に基づいて選択的にリセットする条件付きリセット・ロジック回路の実施態様により提供される一つの特定の利点が、全体的な電力消費が削減されるという点で、提供される。その上、各々のリセット・オペレーションが電源回路におけるサージ電流イベントをもたらす可能性があるので、リセット・オペレーションの数を削減することは、電力サージ電流イベントにおける全体的な削減をもたらす可能性がある。]
[0010] 他の特定の利点は、低減された電力消費が携帯機器のためのより長いバッテリー寿命を可能にすることができるという点で、提供される。あるいは、低減された電力消費は、メーカーが、デバイスの全体的な携帯性の低下なしに、より安価な(すなわち、より短い耐用期間の)バッテリーを利用することを可能にする。]
[0011] 更に他の特定の利点は、クロスカップリング・ノイズが低減されるという点で、提供される。ラッチの各々を条件付きでリセットすることによって、隣接するラッチが、必ずしも同時にリセットされるというわけではない。したがって、クロスカップリング・ノイズが低減されることができ、そして、デカップリング・コンデンサの数も削減されることができる。]
[0012] 本開示の他の態様、利点及び特徴は、以下のセクション(図面の簡単な説明、詳細な説明、及び特許請求の範囲)を含む本出願全体のレビューの後、明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0013] 図1は、ラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット・ロジック回路を含む回路デバイスの実施態様のブロック図である。
図2は、ラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット・ロジック回路を含むシステムの実施態様の図である。
図3は、複数のラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット制御ロジック回路を含むシステムの実施態様の図である。
図4は、データ・ラッチ回路を条件付きで制御する方法の特定の具体例のフローチャートである。
図5は、複数のラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット制御ロジック回路を備えた回路デバイスを含む無線通信デバイスの具体例のブロック図である。] 図1 図2 図3 図4 図5
詳細な説明

[0014] 図1を参照して、データ・ラッチ102及び条件付きリセット・ロジック回路110を含む回路デバイス100が示される。データ・ラッチ102は、データ・ラッチ入力104をもち、データ出力106を与える。特定の実施態様において、データ・ラッチ102は、非同期ラッチ・デバイスを含む。データ・ラッチ102は、条件付きリセット・ロジック回路110から第2の入力116を受信する。条件付きリセット・ロジック回路110は、リセット制御信号114を受信する第1の入力と、データ出力106に接続されたフィードバック経路112からフィードバック信号を受信する第2の入力とをもつ。データ出力106は、該データ出力106においてデータ値を保持するために、コンデンサ108を介して電圧源に接続される。] 図1
[0015] 一つの特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジック回路110は、リセット制御信号114に基づいて且つデータ・ラッチ102のデータ出力106におけるデータ値に基づいて、データ・ラッチ102を条件付きでリセットするように構成される。データ・ラッチ102のデータ出力106は、フィードバック経路112を介して、条件付きリセット・ロジック回路110の第2の入力において受信される。条件付きリセット・ロジック回路110は、データ出力106における値が非リセット値を表す場合に、リセット制御信号114の受信に応答してデータ・ラッチ102を条件付きでリセットするように構成される。一つの特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジック回路110は、データ出力106の状態が論理“1”値(すなわち、非リセット値)を表す場合に、データ・ラッチ102をリセットし、データ出力106の状態が論理“0”値(すなわち、リセット値)を表す場合に、データ・ラッチ102をリセットしない。本明細書で開示されるシステム及び方法の特定の実装により確認されるように、用語‘論理“0”’及び‘論理“1”’は、論理信号値を区別するために使用されること、及び、様々な電圧レベル又は信号特性を表すことがあることが理解されよう。]
[0016] データ出力106におけるデータ値が、例えば論理“高”のデータ値(例えば、論理“1”データ値)のような非リセット値を表す場合にのみ、データ・ラッチ102がロジック回路110により条件付きでリセットされるので、データ・ラッチ102のデータ・ラッチ・リセット動作のための電力消費が削減される。条件付きリセット・ロジックに応答する複数のラッチ回路を含む回路デバイスにおいて、1又は複数のデータ・ラッチ・エレメントに関する電力消費が低減され、そして、全体的な電力消費を低減する。その上、クロスカップリング・ノイズ及び電源ノイズも、低減されることができる。]
[0017] 図2を参照して、ラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット・ロジック回路を含むシステム200の特定の実施態様が示される。システム200は、データ入力206及びデータ出力208を持つ代表的なデータ・ラッチ回路204を含む。システム200は、データ出力208において値を保持するために、データ出力208に接続されるコンデンサ210を含む。システム200は、第1の入力212及び第2の入力214をもつ条件付きリセット・ロジック回路202を更に含む。条件付きリセット・ロジック回路202は、データ出力208におけるデータ値に基づいてデータ・ラッチ204を条件付きでリセットするために、第1の入力212において受信されるリセット信号218に応答し、かつ、第2の入力214において受信されるデータ・ラッチ回路204のデータ出力208に更に応答する。] 図2
[0018] 特定の実施態様において、制御出力216は、スイッチ・デバイス240を介して(例えば、制御出力216を介してゲート端子において受信された信号に応答して入力203を供給電圧へ接続させるように構成されたトランジスタを介して)、入力203に接続される。他の特定の実施態様において、スイッチ・デバイス240は、条件付きリセット・ロジック回路202に含まれなくても良く、また、その代わりに、独立した制御デバイスとして、データ・ラッチ回路204の一部として、1又は複数の他の制御回路(図示せず)の一部として、又は、それらの任意の組み合せとして、構成されても良い。]
[0019] 特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジック回路202は、論理NANDゲート222、論理ORゲート224、及び、直列に配置される複数のインバータ228,230及び232を含む遅延回路226を含む。論理ORゲート224は、第1の入力において論理NANDゲート222から出力234を受信し、第2の入力において遅延回路226の出力236を受信する。論理NANDゲート222は、リセット制御信号218に応答する第1の入力212を受信するように接続され、かつ、データ・ラッチ回路204のデータ出力208に応答する第2の入力214を受信するように更に接続される。]
[0020] 特定の具体例において、非リセット・ステージの間、第1の入力212におけるリセット制御信号218の値は、論理“0”レベルにある。論理NANDゲート222の出力234における対応する値は、論理“1”値である。第1のインバータ228は、論理“1”値を論理“0”値に反転する。第2のインバータ230は、論理“0”値を論理“1”値に反転し、第3のインバータ232は、論理“1”値を論理“0”値に反転する。論理ORゲート224は、NANDゲート222の出力234から論理“1”値を受信し、また、遅延回路226の出力236から論理“0”値を受信し、そして、論理“1”値をもつ制御出力216をもたらす。リセット信号218が第1の入力212において論理“1”値に変化する場合に、NANDゲート222の出力234における値は、第2の入力214も論理“1”値を持つ(すなわち、データ・ラッチ回路204のデータ出力208における値も論理“1”値である)ときのみ、変化する。データ出力208におけるデータ値が論理“0”レベルにあるならば、論理NANDゲート222の出力234は、論理“1”レベルにとどまり、論理ORゲート224の制御出力216は、論理“1”値にとどまる。]
[0021] データ出力208におけるデータ値が論理“1”レベルにある場合に、リセット信号218が条件付きリセット・ロジック回路202の第1の入力212においてアサートされるとき、論理NANDゲート222の出力234におけるデータ値は、論理“0”値に変化し、遅延回路226の出力236における値は、一時的に、論理“0”値にとどまる。それゆえ、論理ORゲート224の制御出力216は、一時的に、論理“0”レベルに変化する。NANDゲート222の出力234における論理“0”値は、第1のインバータ228により、論理“1”レベルに反転される。第2のインバータ230は、論理“1”を論理“0”に反転し、第3のインバータ232は、論理“0”を論理“1”に反転する。インバータ228,230及び232の各々は、ゲート遅延をもたらす。この例において、三つのゲート遅延の後、第3のインバータ232は、論理“1”値を論理ORゲート224の入力に与え、制御出力216における電圧レベルは、論理“1”電圧レベルに戻る。]
[0022] データ・ラッチ回路204のデータ出力208が、入力203における条件付きリセット信号の受信の後、論理“0”値にリセットされる場合に、データ出力208における論理値は、NANDゲート222の第2の入力214へのフィードバック経路を介して与えられる。NANDゲート222の出力234は、それから、論理“1”値になり、論理ORゲート224の制御出力216は、論理“1”値に保持される。]
[0023] 図3を参照して、複数のラッチ回路を条件付きでリセットする条件付きリセット制御ロジック回路を含む回路デバイスを含むシステム300が示される。システム300は、データを記憶するように構成された、複数のデータ・ラッチ回路304を含む。データ・ラッチ回路304の各々は、データ・ラッチ入力及びラッチ出力を含む。データ・ラッチ回路304の代表的な入力及び出力は、一般に、それぞれ、310及び312で示される。個々のラッチ出力は、図3において316及び318で表される。システム300は、複数のフィードバック経路314を含む。複数のフィードバック経路314の各々は、複数のデータ・ラッチ回路304のそれぞれの一つに関連するそれぞれのラッチ出力312に接続される。システム300はまた、複数のフィードバック経路314の各々に応答する条件付きリセット・ロジック回路302を含み、1又は複数のリセット制御信号308に応答する入力を含む。条件付きリセット・ロジック回路302は、複数のフィードバック経路314により供給される値に応答し且つリセット制御信号308に応答して、複数のデータ・ラッチ回路304の一つ又は複数を選択的にリセットするように構成される。] 図3
[0024] 特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジック回路302は、複数のロジック回路(該複数のロジック回路の各々は、リセット制御信号308の特定の一つに接続される)を含み、また、複数のデータ・ラッチ回路304の対応するラッチ回路にも接続される。条件付きリセット・ロジック回路302内の各々のロジック回路は、リセット信号308を受信する第1の入力と、特定のそれぞれのフィードバック経路314に接続される第2の入力とを含む。特定のそれぞれのフィードバック経路314は、データ・ラッチ回路304の特定の出力(例えば、出力316)に接続される。特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジック回路302のロジック回路の一つ又は複数は、図2中に示される条件付きリセット・ロジック回路202として実装されても良い。] 図2
[0025] 特定の具体例において、条件付きリセット・ロジック回路302は、フィードバック経路314を介してそれぞれの出力312に対応する受信データ値に応答して、データ・ラッチ回路304の一つ又は複数を選択的にリセットするように構成される。例えば、条件付きリセット・ロジック回路302は、リセット信号308の受信に応答して、第1の出力316及び第2の出力318を、選択的に論理ゼロ値にリセットするように構成される。その上、条件付きリセット・ロジック回路302は、リセット信号308のアサーションを、それぞれの出力312においてすでにゼロ値を持つデータ・ラッチ回路304をリセットすることから、妨げるように構成される。]
[0026] 図4を参照して、1又は複数のデータ・ラッチ回路を条件付きで制御する方法が示される。特定の実施態様において、本方法は、402において、複数のデータ・ラッチのためのリセット・オペレーションを指示するリセット信号を受信することと、404に示されるように、複数のデータ・ラッチの各々に関連する状態値を検出することを含む。特定の実施態様において、状態値は、データ出力(例えば、個別のデータ・ラッチの各々の論理“1”又は論理“0”)である。406に示されるように、本方法は、リセット信号の受信に応答して、検出された状態に基づいて、複数のラッチの(すべてではなく)一部を選択的にリセットすることを更に含む。特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジックにより、論理“1”値のデータ出力を持つラッチは、リセットされ、論理“0”のデータ出力を持つラッチは、リセットされない。特定の実施態様において、条件付きリセット・ロジックは、図1中に示される条件付きリセット・ロジック回路110、図2中に示される条件付きリセット・ロジック回路202、又は、図3中に示される条件付きリセット・ロジック回路302であっても良い。] 図1 図2 図3 図4
[0027] 一般に、複数のラッチの各々は、電源に接続されても良く、ラッチの一部を選択的にリセットすることを含む条件付きリセット・オペレーションは、対応する電源ノイズの低減に関連する。例えば、ラッチのすべてではなく一部がリセットされる場合に、リセット・ラッチのみが、電源ノイズの一因となる。このように、開示された方法は、電力消費を低減し、複数のデータ・ラッチの各々に接続された電源における対応する電源ノイズを低減する。さらに、ラッチのすべてではなく一部がリセットされる場合に、隣接するラッチの間のクロスカップリングが低減されることができ、それによって、クロスカップリング効果に起因する電力ノイズを低減する。]
[0028] 特定の実施態様において、リセットされるラッチの各々は、選択されたラッチ回路を条件付きでリセットするイネーブル信号を与えられる。条件付きリセットのために選択されるラッチ回路は、例えば論理“1”値のような、リセット値(例えば、論理“0”値)とは異なる値である、出力値を持つ。論理“1”及び論理“0”がこの例で説明されたが、条件付きリセット機能を提供するために異なる値が使用されても良いことは、理解されるべきである。]
[0029] 特定の実施態様において、本方法は、408において、第2のリセット信号を受信することと、410に示されるように、複数のラッチの各々に関連する第2の状態値を検出することを含む。412に示されるように、第2のリセット信号の受信に応答して、本方法は、検出された第2の状態値に基づいて、複数のラッチの(すべてではなく)一部を選択的にリセットすることを含む。第2のリセット信号に応答して選択されたラッチのセットは、初期リセット信号のために選択されたラッチのセットと同じものであることもあり或いは異なるものであることもある。本方法は、414において示されるように終了する。]
[0030] 図5を参照して、複数のラッチを条件付きでリセットする条件付きリセット制御ロジック回路を備えた回路デバイスを含む無線通信デバイスが描かれ一般に500で示される。無線通信デバイス500は、例えばデジタル・シグナル・プロセッサ510、汎用プロセッサ、他のタイプのプロセッサ、又は、それらの任意の組み合せのような、プロセッサを含むオンチップ・システム522を含む。通信デバイス500はまた、不揮発性メモリ562及び揮発性メモリ564を含む。デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)510は、例えば図1−3において示されたラッチ回路及び条件付きリセット・ロジック回路のような条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560を含む。その上、揮発性メモリ564は、複数のラッチ回路デバイス566を含む。リセット・ロジック回路568は、揮発性メモリ564に接続され、ラッチ回路デバイス566のすべてではなく一部を選択的にセットするために、複数のラッチ回路デバイス566からのフィードバックに応答する。特定の実施態様において、リセット・ロジック回路568は、揮発性メモリ564に含まれても良く、DSP510に含まれても良く、又は、ラッチ回路デバイス566と一体化されても良い。] 図1 図5
[0031] 通信デバイス500は、バッテリー545を備えた電源回路544を含む。電源回路544は、DSP510及び揮発性メモリ564を含むオンチップ・システム522に接続される。その上、電源回路544はまた、通信デバイス500の他のコンポーネントに接続されても良い。]
[0032] 図5はまた、デジタル・シグナル・プロセッサ510に接続され且つディスプレイ528に接続されるディスプレイ・コントローラ526を示す。さらに、入力デバイス530は、デジタル・シグナル・プロセッサ510に接続される。コーダ/デコーダ(CODEC)534はまた、デジタル・シグナル・プロセッサ510に接続されることができる。スピーカ536及びマイク538は、CODEC534に接続されることができる。] 図5
[0033] 図5はまた、無線コントローラ540がデジタル・シグナル・プロセッサ510に接続されることができ且つ無線アンテナ542に接続されることができることを示す。さらに、図5中に示されるように、ディスプレイ528、入力デバイス530、スピーカ536、マイク538、無線アンテナ542、及び電力供給544は、オンチップ・システム522の外部に存在することが可能である。しかし、各々は、オンチップ・システム522のコンポーネントに接続される。] 図5
[0034] 条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560は、条件付きリセット・ロジック回路に基づいて選択的にリセットされる複数のラッチ回路を含んでも良い。同様に、ラッチ回路デバイス566は、リセット・ロジック回路568において実装される条件付きロジックに基づいて選択的にリセットされても良い。図1−3のシステム及びデバイス、図4の方法、又はそれらの任意の組み合せに関して示されるようなサブシステムが実装されてもよい。条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560がDSP510内に配置されるものとして示されたが、条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560が通信デバイス500の他のコンポーネントに(例えば、CODEC534内に、不揮発性メモリ562内に、揮発性メモリ564内に、無線コントローラ540内に、他のコンポーネント内に、又は、それらの任意の組み合せ)配置されても良いことは、理解されるべきである。] 図1 図4
[0035] 特定の具体例において、条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560は、リセット・イネーブル信号の受信に応答して、ラッチ回路の(すべてではなく)一部を選択的にリセットするように構成される。条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路は、リセット信号に応答して切り替わるラッチ回路デバイスの数を削減することによって、無線通信デバイス500による全体的な電力消費を削減する。その上、条件付きリセット・ロジック回路を備えたラッチ回路560は、リセット・オペレーションを介して電源ノイズの一因となるデバイスの数を削減することによって、全体的な電源ノイズを低減する。]
[0036] 特定の具体例において、リセット・ロジック回路568は、リセット・イネーブル信号の受信に応答して、ラッチ回路デバイス566の(すべてではなく)一部を選択的にリセットするように、構成される。リセット・ロジック回路568は、リセット信号に応答して切り替わるラッチ回路デバイス566の数を削減することによって、無線通信デバイス500による全体的な電力消費を削減しても良い。その上、全体的な電源ノイズは、リセット・オペレーションを介して電源ノイズの一因となるラッチ回路デバイス566の数を削減することによって、低減されても良い。]
[0037] 本明細書で開示された実施形態に関連して説明された、各種の説明的な論理ブロック、構成(configurations)、モジュール、回路、及び、アルゴリズムのステップは、電子回路用ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は、それらの組み合わせとして、実装されても良いことを、当業者はさらに理解できるであろう。このハードウェア及びソフトウェアの互換性をめいりょうに説明するために、各種の説明的なコンポーネント、ブロック、構成、モジュール、回路、及びステップが、一般に、それらの機能性の観点で、前述された。当該の機能性は、システム全体に課される特定のアプリケーション及びデザインの制約に応じて、ハードウェア又はソフトウェアとして実装される。当業者は、説明された機能性を、各々のアプリケーションのためのさまざまな方法で実装しても良いが、当該の実装の決定は、本範囲の範囲からの逸脱をもたらすものとして説明されるべきではない。]
[0038] 本明細書に開示された実施形態に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアにより具体化されても良いし、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにより具体化されても良いし、又は、それら二つの組合せにより具体化されても良い。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、PROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は当該技術分野において周知の任意の他のフォームの記憶媒体に存在しても良い。例示的な記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み込み、また、それへ情報を書き込むことができるように、そのプロセッサに接続される。代わりに、記憶媒体は、プロセッサに一体化されていても良い。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICにおいて存在してもよい。ASICは、コンピュータ・デバイス又はユーザ端末に存在しても良い。代案では、プロセッサ及び記憶媒体は、コンピュータ・デバイス又はユーザ端末の個別のコンポーネントとして存在しても良い。]
[0039] 開示された実施形態の前の説明は、当業者が開示された実施態様を製造又は使用できるようにするために提供される。これらの実施形態への種々の変形は、当業者には容易に明白になるであろう。また、本発明で定義された一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されても良い。それゆえ、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されることが意図されているのではなく、以下の特許請求の範囲により定義されるような原理及び新規な特徴に合致する最も広い可能な範囲を与えられることが意図されている。]
权利要求:

請求項1
リセット制御信号を受信する第1の入力と、ラッチの出力に応答する第2の入力と、前記第1の入力における前記リセット制御信号の受信に応答して、前記第2の入力に基づいて、前記ラッチを条件付きでリセットするように構成されたロジック回路とを含む回路デバイス。
請求項2
前記ロジック回路は、前記出力の状態が1の値を表す場合に、前記ラッチをリセットし、前記出力の前記状態がゼロ値を表す場合に、前記ラッチをリセットしない請求項1の回路デバイス。
請求項3
前記ロジック回路は、NANDゲート、1又は複数のインバータ、及び、ORゲートを含む制御回路と、前記ORゲートの出力に接続され且つ前記ラッチを既知の状態にリセットする前記制御回路に応答するゲート端子を含むトランジスタとを含む請求項1の回路デバイス。
請求項4
前記NANDゲートは、前記リセット制御信号に応答する第1の入力と、前記ラッチの前記出力に応答する第2の入力とを含む請求項3の回路デバイス。
請求項5
前記ラッチは、非同期ラッチ・デバイスを含む請求項1の回路デバイス。
請求項6
前記ロジック回路は、前記ラッチの前記出力がリセット状態値以外の状態値を表す場合に、前記ラッチをリセットするように構成された請求項1の回路デバイス。
請求項7
複数のラッチのためのリセット・オペレーションを指示するリセット信号を受信することと、前記複数のラッチの各々に関連する状態値を検出することと、前記リセット信号に応答して、前記検出された状態値に基づいて、前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットすることを含む方法。
請求項8
前記複数のラッチの各々は、電源に接続され、前記リセット・オペレーションは、対応する電源ノイズに関連する請求項7の方法。
請求項9
前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットすることは、前記対応する電源ノイズを削減する請求項8の方法。
請求項10
前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットすることは、選択されたラッチ(該選択されたラッチは前記複数のラッチのすべてではなく一部を含む)にリセット信号を選択的にイネーブルすることを含む請求項7の方法。
請求項11
前記選択されたラッチは、リセット値とは異なる出力値をもつラッチを含む請求項10の方法。
請求項12
第2のリセット信号を受信することと、前記複数のラッチの各々に関連している第2の状態値を検出することと、前記第2のリセット信号の受信に応答して、前記検出された第2の状態値に基づいて、前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットすることを更に含む請求項7の方法。
請求項13
データを記憶するように構成された複数のラッチ回路(該複数のラッチ回路の各々は、ラッチ出力を含む)と、複数のフィードバック経路(前記複数のフィードバック経路の各々は、前記複数のラッチ回路のそれぞれの一つに関連するそれぞれのラッチ出力に接続される)と、前記複数のフィードバック経路の各々に応答するロジック回路(該ロジック回路は、前記複数のフィードバック経路により提供される値に応答する前記複数のラッチ回路の一つ又は複数を選択的にリセットするように構成される)とを含む回路デバイス。
請求項14
前記ロジック回路は、前記複数のラッチ回路の各々の出力値を判定し、該判定された出力値に基づいて前記複数のラッチ回路の一つ又は複数を条件付きでリセットするように構成された請求項13の回路デバイス。
請求項15
前記ロジック回路は、複数のロジック回路を含み、前記複数のロジック回路の各々は、前記複数のラッチのうちの対応するラッチのリセット入力に接続される請求項13の回路デバイス。
請求項16
前記複数のロジック回路の各々のロジック回路は、リセット信号を受信する第1の入力及びそれぞれのフィードバック経路に接続された第2の入力を含む請求項15の回路デバイス。
請求項17
前記ロジック回路は、前記複数のフィードバック経路のそれぞれのフィードバック経路に接続された少なくとも一つの論理ゲートを含み、前記ロジック回路は、前記複数のラッチ回路の各々に接続された少なくとも一つのスイッチ・デバイスに接続され、前記論理ゲートは、前記それぞれのフィードバック経路における値が非リセット値を指示する場合に、少なくとも一つのスイッチを条件付きでアクティベートするように構成された請求項13の回路デバイス。
請求項18
デジタル・シグナル・プロセッサと、前記デジタル・シグナル・プロセッサに接続され且つ複数のラッチ回路デバイスを含む揮発性メモリと、前記揮発性メモリに接続され且つ前記ラッチ回路デバイスのすべてでなく一部を選択的にリセットするために前記複数のラッチ回路デバイスからのフィードバックに応答するリセット・ロジック回路とを含む通信デバイス。
請求項19
前記揮発性メモリは、データを記憶するためのデジタル・シグナル・プロセッサに応答する請求項18の通信デバイス。
請求項20
前記デジタル・シグナル・プロセッサに接続され且つ無線で通信ネットワークと通信するように構成された無線トランシーバを更に含む請求項18の通信デバイス。
請求項21
前記デジタル・シグナル・プロセッサに及び前記揮発性メモリに接続されたバッテリーを含む電源回路を更に含み、前記リセット・ロジック回路は、前記不揮発性メモリにより全体的な電力消費を削減するように構成された請求項18の通信デバイス。
請求項22
前記フィードバックは、前記複数のラッチ回路デバイスの各々の出力における値を含む請求項18の通信デバイス。
請求項23
複数のラッチのためのリセット・オペレーションを指示するリセット信号を受信するための手段と、前記複数のラッチの各々に関連する状態値を検出するための手段と、前記リセット信号の受信に応答して、前記検出された状態値に基づいて、前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットするための手段とを含む回路デバイス。
請求項24
前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットするための手段は、前記複数のラッチのうちの選択されたラッチにリセット信号を選択的にイネーブルするための手段を含む請求項23の回路デバイス。
請求項25
前記複数のラッチのすべてではなく一部を選択的にリセットするための手段は、電源ノイズを削減する請求項23の回路デバイス。
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